みなさんこんばんは!はくさん英語塾です。
急に冷え込みましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は今週来週と多忙を極める予定ですが、
生徒さんの大学合格など嬉しいニュースがたくさんあったおかげで
ヘロヘロですが毎日頑張っています!
大学合格のニュースについてはゆっくりしっかり書きたいので
また詳しく投稿しますが、
今日はRemembrance Dayについて紹介させてください。
明日11月11日は、第一次世界大戦の終戦を記念する大切な日です。
日本ではあまり慣習としては広まっていませんが、
イギリス、カナダ、ドイツやフランスなど各国で
平和のための祈りがささげられる1日です。
いつもバタバタしすぎて
タイムリーに文化をお伝えすることができていないので、
今回こそは!と思って直前ですが記事を書いてみました。
是非ご一読ください😊
ちなみに、今週のコミュニケーションクラスでも
↓の記事を使用してRemembrance Dayについて学びます。
https://www.cbc.ca/kids/articles/8-things-you-can-do-for-remembrance-day
Remembrance Dayとは?
1918年11月11日に第一次世界大戦の休戦協定が結ばれたことに由来して、
第一次、第二次世界大戦で亡くなった軍人を追悼したり、
自国軍や退役軍人へのサポートを示したりする祝日がRemembrance Dayです。
日本語では「リメンブランス・デー」「休戦記念日」などと呼ばれます。
また、二度にわたる世界大戦を繰り返さないように、
平和について考える重要な日でもあります。
また、同日の午前11時には2分間の黙とうが行われます。
この時期になると、写真のポピーバッジをつけている人を
町中で見かけるようになります。
これは退役軍人やその家族への募金に協力した証なのですが、
イギリスに留学中にある時期からみんなこのバッジをつけ始めたので
疑問に思って友人に聞いてみると、
そのような祝日があるということを教えてくれました。
第一次、第二次世界大戦で亡くなった軍人を追悼したり、
自国軍や退役軍人へのサポートを示したりする祝日がRemembrance Dayです。
日本語では「リメンブランス・デー」「休戦記念日」などと呼ばれます。
また、二度にわたる世界大戦を繰り返さないように、
平和について考える重要な日でもあります。
また、同日の午前11時には2分間の黙とうが行われます。
この時期になると、写真のポピーバッジをつけている人を
町中で見かけるようになります。
これは退役軍人やその家族への募金に協力した証なのですが、
イギリスに留学中にある時期からみんなこのバッジをつけ始めたので
疑問に思って友人に聞いてみると、
そのような祝日があるということを教えてくれました。
ポピーの意味
Poppy(ケシの花)は、日本と比べて海外で
人気のあるモチーフというイメージですが(勝手に)
Remembrance Dayにポピーを身に着けるようになった理由は諸説あります。
上記で紹介した記事では、ポピーが咲いているエリアで
多くの戦闘が繰り広げられたからとなっていますが、
カナダの詩人John McCraeが書いた
”In Flanders Fields(フランダースの野に)”が由来となっているという説もあります。
In Flanders fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.
フランダースの野にポピーが揺れる
幾重にも列をなす墓地の十字架の間を埋めるように
その下に私たちは横たわる
空ではヒバリが勇敢に飛び歌う
その声が銃声にかき消されようとも
We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved and were loved, and now we lie
In Flanders fields.
死者となった私たちも
ほんの数日までは生きていた
夜明けを感じ、夕焼けの輝きを眺め
愛し愛されていた
けれども今はフランダースの野に横たわっている
Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders fields.
敵との戦いを続けてくれ
崩れ落ちるこの手で手渡したたいまつを
高く掲げてくれ
死者が託した想いを裏切るのなら
わたしたちは眠らない
例えポピーがフランダースの野に咲いたとしても
この詩のように第一次世界大戦中に激戦区となったフランダース地区では、
戦闘が終わった後に戦場一帯がポピーで埋め尽くされたそうです。
(ごめんなさい、諸説あると言いましたが、本質的には同じですね)
人気のあるモチーフというイメージですが(勝手に)
Remembrance Dayにポピーを身に着けるようになった理由は諸説あります。
上記で紹介した記事では、ポピーが咲いているエリアで
多くの戦闘が繰り広げられたからとなっていますが、
カナダの詩人John McCraeが書いた
”In Flanders Fields(フランダースの野に)”が由来となっているという説もあります。
In Flanders fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.
フランダースの野にポピーが揺れる
幾重にも列をなす墓地の十字架の間を埋めるように
その下に私たちは横たわる
空ではヒバリが勇敢に飛び歌う
その声が銃声にかき消されようとも
We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved and were loved, and now we lie
In Flanders fields.
死者となった私たちも
ほんの数日までは生きていた
夜明けを感じ、夕焼けの輝きを眺め
愛し愛されていた
けれども今はフランダースの野に横たわっている
Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders fields.
敵との戦いを続けてくれ
崩れ落ちるこの手で手渡したたいまつを
高く掲げてくれ
死者が託した想いを裏切るのなら
わたしたちは眠らない
例えポピーがフランダースの野に咲いたとしても
この詩のように第一次世界大戦中に激戦区となったフランダース地区では、
戦闘が終わった後に戦場一帯がポピーで埋め尽くされたそうです。
(ごめんなさい、諸説あると言いましたが、本質的には同じですね)
Lest we forget
このフレーズもこの時期になると、いろいろなところで目にします。
Lestは(この使い方以外でお目にかかったことがないですが)
「~しないようにする」という接続詞。
なので、「わたしたちは忘れない」という意味です。
ここからは賛否両論あるかもしれませんが私のつぶやきです↓
日本人として、母国のために戦った(戦う)兵士への感謝や敬意と
平和を願う気持ちが共存するというのはなかなか理解しがたかったですが、
このような海外の文化に触れることで、歴史や平和の捉え方というのも
国によってそれぞれ違うということを学びました。
その後、エストニアでは戦争犯罪に関する
歴史認識について研究をしましたが、
今思えばイギリスのRemembrance Dayで感じた“違和感”が
一つのきっかけになっていたのかもしれません。
今週のコミュニケーションクラスの最後には、
「国際平和のために必要なことは何だと思いますか?」
What are the important steps to world peace?
という質問を生徒さんに伺います。皆さんは何だと思いますか?
私個人としては、考え方や価値観を含む
内面的そして外面的な「違い」を
無理やり変えることはできないという事を
一人ひとりが理解することが
あらゆる争いや諍いにおいて重要だと思っています。
自分の思うとおりにならない時に
武力や脅しで無理やり何かをさせるのではなく、
お互いの違いを認めたうえで妥協点を探っていくこと、
これがいわゆる「外交」ですよね。
長引くウクライナでの戦争など、
国際平和の維持が喫緊の課題となっている今、
改めて平和について考えるきっかけとなれば幸いです。
――――――――――――――――
英語を「ツール」として使いこなし、
海外に羽ばたく人材を育成する英会話スクールです。
金沢泉野出町に2021年2月からオープン!
お得なキャンペーン実施中。
無料レッスンのご予約は「お問い合わせ」へお願いします。
金沢、石川県、子ども英会話、英会話スクール、TOEIC、TOEFL、海外留学
Lestは(この使い方以外でお目にかかったことがないですが)
「~しないようにする」という接続詞。
なので、「わたしたちは忘れない」という意味です。
ここからは賛否両論あるかもしれませんが私のつぶやきです↓
日本人として、母国のために戦った(戦う)兵士への感謝や敬意と
平和を願う気持ちが共存するというのはなかなか理解しがたかったですが、
このような海外の文化に触れることで、歴史や平和の捉え方というのも
国によってそれぞれ違うということを学びました。
その後、エストニアでは戦争犯罪に関する
歴史認識について研究をしましたが、
今思えばイギリスのRemembrance Dayで感じた“違和感”が
一つのきっかけになっていたのかもしれません。
今週のコミュニケーションクラスの最後には、
「国際平和のために必要なことは何だと思いますか?」
What are the important steps to world peace?
という質問を生徒さんに伺います。皆さんは何だと思いますか?
私個人としては、考え方や価値観を含む
内面的そして外面的な「違い」を
無理やり変えることはできないという事を
一人ひとりが理解することが
あらゆる争いや諍いにおいて重要だと思っています。
自分の思うとおりにならない時に
武力や脅しで無理やり何かをさせるのではなく、
お互いの違いを認めたうえで妥協点を探っていくこと、
これがいわゆる「外交」ですよね。
長引くウクライナでの戦争など、
国際平和の維持が喫緊の課題となっている今、
改めて平和について考えるきっかけとなれば幸いです。
――――――――――――――――
英語を「ツール」として使いこなし、
海外に羽ばたく人材を育成する英会話スクールです。
金沢泉野出町に2021年2月からオープン!
お得なキャンペーン実施中。
無料レッスンのご予約は「お問い合わせ」へお願いします。
金沢、石川県、子ども英会話、英会話スクール、TOEIC、TOEFL、海外留学