おはようございます。はくさん英語塾の敕使河原です。
今朝、ついに通勤途中で迷子になりました…とほほ。
実は私「左右盲」「左右失認」(英語では、left-right confusion)なんです。
右と左をとっさに判断できないので、
道に迷ってカーナビに頼るとさらに混乱するという…
本当にとほほです。
小さい頃は私だけだと思って苦しんでいましたが、
最近一定数の方が同じハンデを背負っているという事を知ることができました。
インターネットのおかげです、ありがとうございます。
※ ちなみにイメージこんな感じです→ https://grapee.jp/680186
私も右手のペンだこで右左を確認してます。
生活には支障ないのですが、道案内とダンスと視力検査がつらい…
ということで(?)今日はアート教育についての話題です。
皆さんは、STEM教育という言葉を知っていますか?
Science, Technology, Engineering, Math(科学、技術、工学、数学)の
頭文字をとってSTEM、いわゆる総合的な理系教育です。
(個人的にはあんまり文理をがっつり線引きするのは嫌いなんですが…)
次世代のブレイクスルーとなるサイエンティストを育成するために、
少し前までとてももてはやされていた言葉ですが、
最近はそこにA(Art,アート)を入れてSTEAM教育がもっぱらの話題です。
AI(人工知能)の活用で、意思決定のプロセスが高度化していく社会のなかで、
想像力や課題解決能力、表現力の強化が必須という指摘は多く、
アート教育を取り入れることが重要だといわれています。
また、発想力や感性などIQなどでは測れない非認知能力を育成する重要性も
今注目を集めています。
(数年前から大手企業を中心に「コンピテンシー評価」を採用する企業が増えていますが、
コンピテンシー評価も、目標を「どのように」達成したかというプロセス評価なので、
結局同じような潮流の中にあるのではと思っています。余談ですが。)
当然、英語教育の現場でも、
英語「を」学ぶというニーズから英語「で」学ぶという方向性に
市場動向が変化していく中で、
都市圏などではSTEAM教育のようなリベラルアーツと
英語学習を組み合わせたカリキュラムがどんどん登場しています。
石川県内でも国際高専などが英語×STEAMの取り組みを牽引していますね。
(本当に素晴らしい取り組みなので、一度見学しに行きたいのですが…
もしご縁をいただける方がいましたらinfo@hakusan-english.comまでお願いします。)
アート教育にはいろいろな取り組み方がありますが、
おすすめの記事を発見しましたのでご紹介させてください。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO62221740T00C20A8000000/?channel=DF260120166504
子どもが作った作品や美術館に展示されている作品、街中のパブリックアートなど、
幅広い題材をもとに「どうして?」「なぜ?」と問いかけることで、
想像力や自ら考える力を養う手法、
対話型鑑賞(VTS)といって、アメリカで1980年代半ばに開発されました。
コロナ禍でも家庭で取り入れやすいのではと思います。
アメリカといえば、父がアメリカ出張中に現地の美術館に行ったとき、
ゴッホやゴーギャンの原画を見ながら
アメリカの子どもたちがデッサンをしている様子を見て、
「ここから天才が生まれるんだ…」と思ったそうなのですが。
豊かな文化を誇る石川県でも、同じような環境って絶対に作り出せると思っているので、
何かしら考えてみたいなーと思ってみたりしています。
また、講師の発想力というのも非常に重要ですね。
私自身は日頃から「なぜ?」と問いかけるように心がけているので、
疑問を持つこと自体は得意だと自負しているのですが、
「なぜ?」と聞かれたときの答え方がいつも難しいんです。
考えさせるような回答、考えてみよう!と思わる回答、
「模範解答」を強要しない回答をしたいといつも思うのですが。
それではまた次回!素敵な週末をお過ごしください。
Risa Teshigahara
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