みなさんこんばんは!
いよいよオリンピックも今日で閉会式ですね。
この猛暑のなか、私たちに夢と感動を与えてくれたアスリートの皆さまに感謝です!
そして、先日行われた新体操の予選でウズベキスタンの選手が
セーラームーンのパフォーマンスをしたことが話題になりました。
みなさまご存じの通り、日本の漫画やアニメは海外でも高い評価を受けています!
わたしも留学中、アニメがきっかけで日本に興味を持ったという人にたくさん出会いました。
一方で、英語のタイトルと日本語のタイトルが違うことが結構多くて、
「ん?」となってしまうことも多々ありました。
そこで、今日は日本語と英語のタイトルが全然違う!アニメ・漫画4選をお届けします。
1. 鋼の錬金術師(公式サイト)
あらすじ:
錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、
そして再構築する、この世界で最先端の科学である。
この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。
亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。
機械鎧(オートメイル)をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、
エドワード・エルリック。
巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。
二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。
兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き
進んでいく。
暗躍する人ならざる者たちの存在。
徐々にその本性をむき出しにする軍事国家アメストリス。
虐げられた民の果て無き憎しみと復讐の念。
錬金術がもたらす幾多の悲劇。
点在する悲劇は、やがて線になり、人を、民を、そして国すらをも巻き
込んでいく。(公式サイトより)
日本では「ハガレン」として親しまれている作品ですが、
英語のタイトルは「Fullmetal Alchemist」
Alchemist=錬金術師です。
ストーリー展開も秀逸で、海外でもとても人気のある作品です。
「最高傑作だ!」と言っていた方にも何人かお会いしました。
わたしも一時期結構はまって見ていたのですが、
実は日本語のタイトルの下にFullmetal Alchemistって書いてあったんですね。
全然気づかなかった…
2.鬼滅の刃(公式サイト)
あらすじ:
時は大正、日本。
炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。
さらに唯一生き残った妹の禰豆子は、鬼に変貌してしまった。
絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、
”鬼狩り”の道に進む決意をする。(公式サイトより)
これは言わずと知れた大人気作品ですね。
英語では「Demon Slayer」です。
鬼滅の刃というよりは、鬼狩りに近いような。
(Slayerで成敗するものという意味になります)
余談ですが、ある機会に住職さんが鬼滅の刃について語るのを聞いたことがあるのですが、
仏教的な価値観を随所にちりばめた作品ということで、専門家からもかなり高評価でした。
3.るろうに剣心(アニメ公式サイト)
あらすじ:
幕末の日本に最強の人斬りとして人々を震撼させた凄腕の剣客がいた。
人呼んで「人斬り抜刀斎」。
彼は、新時代「明治」の幕開けとともに歴史の表舞台から忽然と姿を消し、
その名は伝説と化していった。
それから10年、人を斬ることを自らに堅く禁じた抜刀斎は、
その刀を決して人を斬ることのできない「逆刃刀」に持ち変え、
流浪人・緋村剣心と名乗り、
弱い立場の者を救い本当の意味での維新を成し遂げるため、
東京の下町に現れる。
ひょんな事から女剣士・神谷 薫と出会った剣心は、
薫が師範代を務める神谷道場に居候することになる。
その後、次第に剣心の人柄や生き様に共感する仲間たちが、
彼の周りに集まり始める。
少年剣士の明神弥彦、
熱血ケンカ屋相楽左之助などもたびたび道場に出入りし始め、
剣心と一緒に様々な事件の解決に奔走することになる。
無用な争いを好まぬ剣心ではあったが、剣心の最強伝説に挑み、
最強の名を自らの手中におさめるべく剣心に戦いを挑む男たちが、剣心たちを付け狙う。
果たして剣心は「殺さず」の誓いを破ることなく、
仲間を守りながら生き抜いて行けるのだろうか…。(公式サイトより)
これも言わずと知れた人気作品ですね、映画も絶好調。
この作品の英語タイトルは実は二種類あって、
1つは「Ruroni Kenshin」(そのまんま!)
もう1つは「Samurai X」です!
後者のほうがヨーロッパではメジャーだった気がします。
最初「Samurai X 好きだ!」と言われたときは、
何の話かと思いましたが、剣心のトレードマークの頬の傷のことなのでしょう。
あまり意識してみてなかったのですが、確かに言われてみたらXマーク…!
4.千と千尋の神隠し
あらすじ:
10歳の少女・千尋(ちひろ)は、
両親と共に引越し先のニュータウンへと向かう途中、
森の中の奇妙なトンネルから通じる無人の街へ迷い込む。
そこには八百万の神々が住んでおり、
人間が足を踏み入れてはならない世界だった。
街の怪しい雰囲気に怯える千尋をよそに、
探検気分の両親は食べ物が並ぶ無人の飲食店を見つけ、
店員が来たら金を払えばいいと勝手に手をつけてしまう。
両親の誘いを断り一人で散策していた千尋は旅館のような大きな建物に辿り着き、
橋の上から走る列車を眺めていた。
背後からの気配に気づき振り返ると少年が立っており、
強い口調ですぐに戻れと言われたため両親を探すが店に彼らの姿はなく、
丸々と肥えた豚が二匹食べ物を食い散らかしていた。
千尋の両親は、神々に出す食べ物に手をつけたため罰として豚にされてしまっていた。
千尋は来た道を戻ろうとするが大河で塞がれており、
船から降りてくる怪物のような者達を目にしたことでこれは悪い夢だと思い込む。
悪夢が消える事を願って自分が消滅しそうになるが、
先程の少年・ハクに助けられる。(wikipediaより)
スタジオジブリ作品も海外でとても人気があります。
そして、「ジブリ」も英語圏では発音が異なるのをご存知でしょうか。
ジブリは英ので「Ghibli」と書くのですが、
「ジ」ではなく「ギ」ブリと発音します。
(カタカナ表記あんまり好きではないのですが…ブログだとあまりうまく表現できない!)
そして、千と千尋の神隠しは英語で「Spirited Away」といいます。
Spirited Away=神隠しにあうという意味です。
Spirit(魂、精霊)に遠くまで連れ去られるといったニュアンスです。
留学先でスタジオギブリのスピリットアウェイが…みたいな会話になったときに
まったく何を言っているかわからなくて落ち込んだのですが、
そこで「そういえば日本のアニメや漫画も英語ではタイトル違うんだ!」ということを学びました。
もちろんハリウッド映画にも邦題ってあるので、
当たり前といえば当たり前なんですが、
なかなか日本のものになると考えが及ばず…良い学びになりました。
以上、個人的にびっくりした4作品をご紹介しました。
海外の友人にどうして日本のアニメが人気なの?と聞いたところ、
大人を感動させるストーリー展開や世界観が魅力だと言っていました!
日本の大人が漫画を読んでいるのって、海外の方には新鮮に映るようです。
わたしも最近になるまであんまり漫画って読まなかったのですが、
大人になってから読むとさらに学びが深まるというか、
また違った視点で読むことができますよね。
皆さんのおすすめの漫画は何ですか?
それではまた次回!
Risa Teshigahara
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