こんばんは、はくさん英語塾の敕使河原です。
いきなりですが、Appleの新しいiMacがどうしても欲しい!
話題の多色展開もさることながら、
TVCMが最高にかっこいいです。しびれました。
何より、BGMで流れている歌が最後に
‘cause love looks better in color.
(愛はカラフルなほうがかっこいい)
というフレーズで締めくくられるところにぐっときてしまいました。
話題の歌手Lizzoの曲みたいですね。
このColorにはいろいろな意味が込められています。
とてもパワフルで素敵な歌なのでぜひ聞いてみてください!
そして、今日は英語の慣用句、
Jack of all tradesについて解説したいと思います。
アメリカで活躍されている大谷投手を称賛するのに
現地のアナリストが使ったフレーズだそうですね。
Jack of all trades=何でも屋、万能な人という意味です。
日本語でよく「マルチな人」と言ったりしますが、
そのような意味合いを持つ言葉です。
エキスパートというよりはジェネラリストタイプの方のことですね。
今は一般的に称賛の意味で使うことが多いそうですが、
もともとはいろいろなことに手を出しすぎて秀でるものがない人、
器用貧乏な人といったようなネガティブなニュアンスで使う言葉だったそうです。
今でも、Jack of all trades, master of noneという使い方をすると、
ネガティブな意味合いになりますのでご注意ください。
また、このJackという名前、
一体誰のこと?と思われるかもしれませんが、
よくある英語の名前ということで、
実は「一般的な人」「典型的な人」という意味があります。
日本でも典型的な「太郎」という言葉をつけて、
プータローなんて言ったりもしますが(この言葉もう使わないですか?)
それと同じようにlumberjack(木こり)、steeplejack(尖塔修理工)
jack-tar(船乗り)など、いろいろな単語に含まれて使われています。
似たような使い方をする表現で、Uncle Samという言葉があります。
これは「サムおじさん」ではなく、典型的なアメリカ人のことです。
新しい慣用句に出会ったときは、その意味と合わせて
その由来なんかも一緒に調べてみると面白いですよ。
どうしてそうなったのか、など理由を考えることは、
どんな場面でも大切なスキルです。
それではまた次回!
また徐々に寒くなっていっている気がして辛いですが、
お体にはお気をつけてお過ごしください。
Risa Teshigahara
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