こんばんは、はくさん英語塾の敕使河原です。
松山選手、マスターズ優勝おめでとうございます!
本当に嬉しいニュースですね!
彼のキャディーさんが、コースに一礼する姿が、
世界で絶賛されているようです。
わたしも素晴らしい姿勢だと思います。
さて、普段何気なくしているお辞儀ですが、
他者に対する尊敬や感謝な気持ちなど、
いろいろな気持ちがぎゅっと詰まっていますよね。
そして、その気持ちをお互いに瞬時に共有できるところが
お辞儀の素晴らしいところでもあります。
一方で、ご存知の方も多いと思いますが、
外国ではお辞儀や会釈はあまり一般的ではないんです。
最近は、日本の文化を尊重する意味で、
日本人に対してお辞儀をしてくれる方も多いですが、
やっぱり挨拶では握手が一般的です。
余談ですが、握手をする時にはしっかりと
アイコンタクトをするのもマナーのひとつです。
日本はお辞儀の文化なので、
いきなり目を合わせると緊張してしまう!
という方もいるかもしれませんが、
アイコンタクトはかなり重要です。
さて、日々お辞儀や会釈という行為に
頼り切りになっている私たちですが、
突然それが通じない文化で生活すると、
やっぱり不便なことも多いものです。
私が個人的に一番困ったのは、
横断歩道で車が停まってくれたときに、
どうやって感謝の意を表すか…という問題でした。
最初はずっと会釈をしていたのですが、
やっぱりこれじゃうまく伝わらないのでは…
(というか何かに躓いたようにしか見えないのでは…)
と思い始め、結構悩みました。
最終的に私が行き着いた答えは、
自分ができる最高の笑顔をドライバーに向けること、でした!
笑顔はきっと万国共通のサインに違いない!と思い至り、
それからは日本でもありがとうの気持ちを笑顔で伝えるようにしています。
(これも余談ですが、このおかげで
イタリアのとある街で有名な指揮者とお茶をするという、
とても貴重な経験もできました。笑)
文化が違うと、気持ちを相手に伝えるのって本当に難しいんです。
でも、共通のものを探ってコミュニケーションをすることや、
そのためにいろいろ考えることは、
一つ留学で得られる貴重な経験です。
例え日本国内であったとしても、
自分とは異なる考え方を持っている方もいます。
そんなときでも自分のやり方を押し付けるのではなく、
まずは相手とどうコミュニュケーションを取ったら良いかを
試行錯誤するという姿勢こそ、
グローバル人材の一つの素質であり価値だと思います。
それではまた次回😊
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