こんにちは!はくさん英語塾代表の敕使河原梨沙です。
春らしい晴天が続いていますね。
なんだかんだ例年バタバタしていて行けていないので、
今年こそは兼六園の桜を見に行きたいと思っております。
春は英語でSpringですが、
その他に「泉」や「跳ね上がる」という意味もあります。
長く厳しい冬のあとに、新芽が一気に息を吹き返す情景を
想起させる素敵な言葉です。
語学学習の一つのハードルとして、
語彙力を高めることが挙げられると思います。
要するに、単語を覚えるの面倒くさい!というやつです
延々と単語ばかり眺めていてもつまらない…という気持ちとてもわかります。
そこでおすすめなのが、イメージで覚えることです。
単語の持つイメージや、特に動詞の場合は動作の方向を合わせて覚えることで、
ボキャブラリービルディングに楽しいという要素を加えるだけではなく、
応用的な使い方をするときにも非常に役に立ちます。
特にGo, Take, Haveなど場面によって幅広い意味で
使われる単語については、
動作のイメージを一緒に掴むようにしておくと、
ライティングスキルの向上にも役に立ちますよ。
それぞれの単語のイメージを掴むために、
語源を調べてみることもおすすめです。
例えばSpringは元々「急に動きだす、飛び跳ねる」
「源泉」という意味だったものが、
12世紀ごろに「地面から湧き出る水」を表す言葉となり、
16世紀ごろに「冬が過ぎ、新芽が萌え出る」、つまり春という意味で
使われるようになったといわれています。
また、秋はFall(イギリス英語ではAutumn)ですが、
これもよく「葉が落ちる=Fall」と覚えましょう!と教えています。
12~13世紀ごろは収穫を表すHervest=秋だったそうですが、
16世紀にはフランス語の影響でAutumn、もしくは
Fall of Leaves(落葉)からFallとなったそうです。
ちなみにSummer(夏)は1年の中で暑い時期、
Winter(冬)は湿った季節というゲルマン語から派生したそうです。
英語と同じゲルマン語派に属するドイツ語でも
それぞれSommer Winterといいます。冬は全く同じですね!
語源を調べたり、イメージを膨らませたりすることで、
単純作業になりがちな単語の暗記もぐっと楽しくなりますよ!
ぜひお試しください。
それでは、また次回!
Risa Teshigahara
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