こんにちは!はくさん英語塾代表講師の敕使河原梨沙です。
本日の金沢は春のような陽気でした。
お天気が良いとなんだか前向きな気持ちになれますね♪
寒暖の差が激しいですが、どうぞ皆様ご自愛くださいね。
さて、はくさん英語塾でレッスンを開始して早1ヶ月が経ちました。
ありがたいことにいろいろな生徒様や保護者様から
お問い合わせをいただいているのですが、
なかでも多いのが「英語が苦手になりそうだから」という声です。
昨今学校での英語教育も大きく変化しているなかで、
進学したら英語がすっかり苦手になってしまった!という方がとても多いです。
私自身は5歳ごろから英語を学び始め、
今ではバイリンガル人材として英語力を活かしたお仕事をさせていただくまで
英語力を鍛えることができましたが
実は「もう英語なんて嫌いだ!」と思ったことが何度もありました。
その理由は、「何を言っているのかさっぱりわからなかったから」です。
文法の説明が難しすぎてわからない、
リスニングの難易度が高すぎてわからない、
解答を見ても何が間違っているのか今一つわからない…
とても単純な理由に思えますが、実は「理解できない」ということは
モチベーションや自信を下げてしまう大きな要因となるのです。
特に小学校高学年から高校生の英語学習者においては、
公的教育の場における英語学習の難易度が高まっていく中で、
この「理解できない」という悩みを早期に解決することが非常に重要です。
せっかく英語を学ぶチャンスがあったとしても、
本人のモチベーションが下がった状態ではなかなか結果はでません。
そこで「自分は英語が苦手なんだ…」と自信を失ってしまうことで、
どんどん悪循環に陥ってしまうのです。
ところで皆さまは「9歳の壁」という言葉をご存じでしょうか?
9歳を過ぎると論理的思考が発達するため、
英語を学習する際には日本語で理解し、
また文字で言葉を理解するようになります。
さらに、英語の音そのものを吸収することが難しくなります。
要するに、9歳以前は英語を感覚的に理解することができるので、
ネイティブの英語を「そのまま」受け入れることができるのです。
一方で、それ以降は英語のルールをしっかり日本語や文字で理解することが、
英語力向上においては非常に重要となるのです。
年齢が上がれば上がるほど母国語の軸がしっかりしてくるので、
逆に母国語以外の言語については
文法などのルールを正しく理解する必要があります。
全く知らない土地を旅行するときの地図=文法事項というイメージでしょうか。
確かに英語に出来るだけ触れる機会を作ることで、
「生きた英語」を習得することは非常に重要ですが、
合わせて文法事項をきちんと理解することが、
英語力向上の基礎となるのです。
当スクールでは少人数制指導の利点を生かし、
それぞれの習熟度に合わせて英語と日本語を使い分けて授業を行っています。
これはどの教科でもいえることかもしれませんが、
一度苦手意識を持ってしまうと、払拭するのは非常に難しくなります。
(私の友人のなかでも、中学校の英語の授業が嫌いだったので、
いまだに英語が苦手…という方はとても多いです。)
英語が苦手になってしまう前に、ぜひ一度ご相談ください!